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CHEF

田島野歩

(たしまのぶ)

1970年 東京都西多摩の村に生まれ幼いころから畑や数十羽のニワトリ、そしてヤギに囲まれ育つ

職人になることを目標に定時制高校に通いつつ、板金加工業、建築関係の仕事に就く

高校卒業間際に名古屋の知人を訪れ、行列の出来る洋食店に行き、

オープンキッチンで働くコックの姿を見て将来の仕事を決める

4年間洋食を修行し、東京へ移り地中海料理店で3年

横浜の山下公園近くでハーブ料理店の料理長となるが、4年後、

ヨーロッパの地で暮らしたいという希望が沸き

フランスへ渡る

ボルドーから始まり、南仏モンペリエ、ロワール河のほとりのブロワから数キロ離れた小さな村のレストランで

仕事をしながら、フランス暮らしを堪能するが、ひょんなことからスペインへ移動する

アンダルシア地方の海辺で地中海料理の腕を振るう

さらに北上し、カタルーニャ州へ、バルセロナの有名店で若者たちにもまれながら

カタルーニャの最先端料理を作るが、何かが違うと感じていたところ、シェフの勧めで

フランス国境のあるサルダーニャ地方プッチェルダというピレネー山脈の村に移る

一目でこの地に惚れ込み、ようやく腰をおろす

大自然に囲まれ、他では味わえない郷土料理を作りながら、毎日朝から夜中までどっぷり浸かる(地酒に)

数年たち、どうしてもここでの暮らしを知らせたいある女性に手紙を出し、願いが叶い数ヶ月間そこで暮らしを共にする

是非、日本のどこかでこのセルダーニャ料理を再現できないものかと、二人で伊豆にやって来たのである

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